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介護付き有料老人ホームは、介護が必要で
自宅での生活が困難な高齢者が入所できる施設です。
特定施設入居者生活介護としての
指定を受けており、施設スタッフによる
身の回りの世話や食事、入浴、排せつなどの
介護サービスを原則24時間受けられます。
介護付き老人ホームには、要介護度1以上の高齢者しか入所できない「介護専用型」と要介護でない高齢者も入所できる「混合型」があります。夫婦2人で入所したいとき、どちらか一方が要介護状態で、もう一方が自立できていると「介護専用型」には一緒に入所できません。しかし混合型であれば一緒に入所できます。
1
24時間体制で介護を受けることができる
介護付有料老人ホームはその名の通り、施設で介護を受けることができます。スタッフは24時間常駐しているため、夜中に急に具合が悪くなったりした場合でも安心です。看護師が常駐している施設もあるため、そういった施設であればより安心して預けることができます。
2
レクリエーションや共用施設など、
介護以外の面も充実している
施設スタッフによって幅広いサービスが提供されており、そのなかにはレクリエーションやサークル活動といった介護以外のものも含まれています。レクリエーションやサークル活動を行うことでご入居者さま同士の交流の促進、認知症の進行予防、身体的・精神的疲労の回復といった効果が期待できます。共用施設も充実している場合が多いため、さまざまな設備が利用できます。
3
数が多いため比較的入居しやすい
介護付有料老人ホームは、全国に2,000施設以上あるとされています。有料老人ホーム全体の8割を占めているため、比較的入居しやすい介護施設だといえます。また、数が多いということは選択肢が多いということでもあるため、自分に合った施設も探しやすくなります。
4
重度の要介護状態でも利用できる
介護付有料老人ホームは基本的に終身利用であり、要介護1~要介護5までの幅広い入居者希望者を受け入れています。重度の認知症や要介護者を受け入れるのはもちろん、途中で介護度が変わった場合でも利用し続けられることもあります。