文字サイズ変更
住宅型有料老人ホームは、
生活支援のサービスが付いた高齢者向けの施設で、
比較的自立した生活ができる高齢者を対象としています。
介護が必要となったときは、外部の介護サービス事業者と別途契約をして在宅介護保険サービスを利用できます。地域の通所介護や訪問介護サービスを利用しながら、そのまま老人ホームでの生活を継続できます。
1
元気なうちに家事の負担を減らし
充実した生活が送れる
自立した生活ができる段階から入所でき、食事の提供や掃除、洗濯、買い物などの生活支援サービスが受けられます。そのため食事や家事の負担を減らせて、毎日の生活に追われることなく好きなことができる時間を持てて充実した生活が送れます。また施設ではレクリエーションやイベントが多く実施されているため、自立しているが、やることがなくつまらないという方でも毎日楽しみを持って生活することが出来ます。施設内ではスタッフの支援を得られるので、万が一のときでも安心して暮らせます。
2
訪問介護など外部の介護サービスが
自由に利用できる
要介護度状態になり介護サービスが必要になっても、住宅型有料老人ホームでは通所介護や訪問介護などの在宅介護保険サービスが自由に利用できます。介護サービスだけでなく、健康状態の管理も外部サービスを利用することで可能です。また、車椅子、つえなどの福祉用具のレンタルができるため、介護度が重くなっても買い換えが不要で、無駄な支出を抑えられます。ただし、重度の介護状態では、原則として入所し続けることが出来ず、退去しなければならない可能性があります。また医療依存度が高くなったとき、施設によっては看護師がいないこともあるため、事前に看護師が施設に在籍しているかを確認しておきましょう。
3
多様な種類の施設があり
予算や希望にあわせた選択ができる
住宅型有料老人ホームには、介護の必要がなく自立した生活ができる高齢者から、介護・医療サポートが必要な高齢者に対応した施設があります。また、部屋の広さや、共用設備の充実度もさまざまな施設があり、多くの施設を確認することで自分にピッタリの予算や希望する生活スタイルを実現できる施設を選択できます。高齢者の増加とともに高齢者が希望するサービス内容も多様化していますが、それに答える形で多様なサービスを提供できる施設も増加しています。
4
万が一の場合にも安心できる
看護職員が配置されている住宅型有料老人ホームでは、日常的な健康管理や服薬管理、緊急時に医療機関への連絡などが行われます。万が一のときに、自分で救急車を手配しなければならないことを考えると1人暮らしをしているよりも安心できます。看護職員がいる施設では、インシュリン注射、床ずれ対策、たんの吸引、中心静脈からの栄養点滴・胃ろうによる栄養注入などが、施設によってはできる可能性があります。