スタッフ紹介

施設長

鈴木 亮 / Suzuki Ryo

想像力を大切に

私たちは、彩りある生活を続けていただく為に、想像力を大切にしています。ガーデンテラスの特長あるオリジナルのレクリエーションのテーマも『想像力』。どのような企画であればご入居者さまが幸せと感じるのかを考え、これを私たちは1人1Happy(ひとり、ひとハッピー)と呼んでいます。どのような人生を歩み、何を大事にしてきたか、人を知るところから私たちの出逢いはスタートします。その中で、ご入居者さまの想いを想像し、出来ないより、出来ることを想像する。そして、想像を形にする為のストーリーをご入居者さまと共に創造します。私たちパートナー(職員)も、 お互いに想像力を発揮することで、その先に楽しみややりがいを持った人材が育つと考えています。幸せを想像する仲間ができ、育った人材が新たな『幸せを想像』する。この連鎖が、ご入居者さまの楽しみを創ると思うのです。その為に、働く仲間一人ひとりに対して、自分がここにいる意味・価値を一緒に考えるようにしています。「やりたいこと」を創りあげていく中で、やりがいを見つけながら、仲間の課題にも触れます。 ガーデンテラスの仲間は、仕事への楽しみと自身の課題にやりがいを見つけながら働いているため、楽しみを想像する力が養われています。私たち、ご入居者さまのみなさまの幸せが、こうして創りだされていくのです。

一体感が生む想像の連鎖

ガーデンテラス尾山台での初めての取り組みは、個性ある職員の一体感を生むために、尾山台のテーマソングを作ることでした。毎年夏に開催されるお祭りで披露した「尾山台音頭」を作曲。 音楽という道具を使い、それぞれの役割を創造し、気がつくと施設の一体感が生まれていました。 翌年もまた、尾山台祭りの時期が来ました。はじめに動いたのは新卒1期生の社員。彼女が中心となり企画のタクトを振ります。歌の練習が始まり、祭りを彩る飾りつけや準備が進み、気がつくと、ご入居者さまが歌を口ずさんでいました。
夏祭り当日、1年前は恥ずかしそうに歌っていた社員が堂々と歌い上げる姿に感動しました。職員皆が主体となり、ご入居者さまの幸せを想像し、形にしていく姿は、まさに、幸せを想像する仲間ができ、育った人材が新たな『幸せを想像』した瞬間でした。 今も新しい想像をしています。 元パテシエのスタッフがデザートを振る舞い、あるスタッフが楽器を奏でる。音大卒のスタッフは美声で彩り、自ずと沢山の仲間が参加したくなっていく。こんなダンスパーティを開催したいと企画中です。この想像の連鎖が、この先も続くガーデンテラス尾山台の『文化』になっていくと考えています。

最期の音楽会

退院後ガーデンテラスへお越しいただいたI様。癌を患っており、在宅復帰は難しく、日常生活を送る上で多くの支援が必要な状況でした。 とても几帳面で気難しいという印象のI様は奥様から「頑固者」と言われるほど。 身体の傷みも強く、ベッドから動くことを嫌い、1人で過ごす時間が多かったように思います。何か楽しみを見つけたい。その想いから洋画やジャズがお好きだったI様を音楽会へお誘いしましたが、I様の心は動かず断念。 I様が動きたくないのならこちらが動こう!とお部屋の近くで音楽会を開催し、フロアから聴こえる音楽にI様は穏やかな表情を見せてくれました。入居から2ヵ月、病状が悪化しお看取りをすることが決まり、顔なじみの介護・看護のスタッフが可能な限りの安楽の提供しました。お好きなものを召し上がって頂いたり、ご家族さまとの大切な時間を過ごされる中、徐々に食べる量も発する言葉も少なくなり、当たり前に思えた明日が当たり前ではなくなります。気がつくとサックスを片手にI様とご家族さまの前で想い出の洋画曲を演奏していました。「よかったよ」と、小さな声で囁くI様。握った手が少し冷たく感じました。数時間後、ご家族さまの隣で静かに息を引き取っていきました。I様との出逢いの中で、私たちは特別な何かが出来たわけではありませんが、私たちはこの出逢いから学ばせて頂いた事をまた新たな出逢いへ繋げていきたいと思います。

私自身も母を癌で亡くし、当時、母の幸せの想像が出来ませんでした。あの頃、『何もできなかった』と未だ残るこの後悔が、1人1Happyの根源にあります。『幸せを想像』する。特技の音楽を通して、誰かの幸せの想像すること。それが、自分のやりがいとなり成長を感じさせてくれています。
スタッフ一覧
施設長
鈴木 亮 Suzuki Ryo
施設長
森本 絵美 Morimoto Emi
園芸グリーンパートナー
山本 達 Yamamoto Toru
食のパートナー
菱沼 欣也 Hishinuma Kinya
旅のパートナー
栗原 茂行 Kurihara Shigeyuki
建物パートナー
堀江 陽子 Horie Yoko